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本記事は、VITURE Pro 2の公式発表情報や各種レビュー記事など、公開されている情報をもとに構成した情報記事です。筆者は本製品を所有・使用しておらず、実機での検証は行っておりません。あらかじめご了承のうえお読みください。
「メガネのようにかけるだけで、目の前に大画面が広がる」XRグラス市場は、ここ数年で一気ににぎやかになりました。なかでもVITUREは2026年8月、ブランド設立5周年を記念したモデル「VITURE Pro 2」を発売し、5万円を切る価格と63gという軽さで話題になっています。本記事では、VITURE Pro 2の基本スペックに加えて、同ブランドの上位機種「VITURE Luma Ultra」「VITURE Beast」との違い、そして普段メガネをかけている人が使う場合のポイントまで、公開情報をもとに整理していきます。
VITURE Pro 2とは
VITURE Pro 2は、2024年発売の初代「VITURE Pro」の後継モデルにあたるXRグラスです。スマートフォンやPC、Nintendo Switch 2などをUSB-Cケーブル1本で接続するだけで、目の前に大画面のプライベートスクリーンを表示できるのが特長です。位置づけとしては、VITUREのラインナップの中では「軽さと価格のバランスを重視したエントリー〜スタンダードモデル」にあたります。
VITURE Pro 2の主なスペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年8月20日(日本) |
| 重量 | 63g |
| ディスプレイ | ソニー製Micro-OLED(片眼1920×1080 / 両眼3840×1080) |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| 視野角 | 50度 |
| 輝度 | 最大1600ニト(体感輝度) |
| 光学方式 | UltraClarity 3.0(バードバス方式) |
| 近視調整 | 左右独立ダイヤル式 0〜−5.00D |
| 接続方式 | USB-C(単体動作不可) |
| その他 | ノーズパッド3種×7段階調整、テンプル3段階調整、着脱式レンズシェード付属 |
特に注目したいのが63gという軽さです。長時間の映像視聴やゲームプレイでは、鼻や耳にかかる負担が快適さを大きく左右するため、この軽量化は数字以上に体感差が出やすいポイントといえそうです。
旧モデル「VITURE Pro」との違い
公開されているスペックを比較すると、Pro 2は解像度やリフレッシュレートといった基本性能を維持しつつ、装着感まわりを底上げした「熟成モデル」という印象です。
| 項目 | VITURE Pro(旧) | VITURE Pro 2 |
|---|---|---|
| 重量 | 77g | 63g(約20%減) |
| フレーム厚み | 基準 | 約16%薄型化 |
| 視野角 | 46度 | 50度 |
| 体感輝度 | 約1000ニト | 約1600ニト |
| 接続方式 | マグネット式ポゴピン(磁石で吸着する専用ケーブル) | USB-C |
| 電子調光機能 | 搭載 | 非搭載(着脱式レンズシェードで代用) |
解像度(1920×1080)やリフレッシュレート(120Hz)、近視調整範囲(0〜−5.00D)といった基本仕様はほぼ据え置きのため、「性能が全部底上げされたから買い替え必須」というより、「軽さ・視野角・接続方式に不満があった人向けのアップデート」と捉えるのが実態に近そうです。ただし、旧Proに搭載されていたボタン一つでレンズの濃さを変えられる電子調光機能は、63gという軽量化とコストダウンの引き換えにPro 2では省かれています。周囲を暗くしたいときは付属の着脱式レンズシェードで代用する形になるため、この点は「進化」ではなく「割り切り」として押さえておきたいところです。
上位機種「VITURE Luma Ultra」「VITURE Beast」との違い
VITUREの現行ラインナップには、Pro 2より上の価格帯に「Luma Ultra」(2025年11月発売)と「Beast」(2026年5月発売)が存在します。3機種を並べると、それぞれ狙っているユーザー像の違いが見えてきます。
| 項目 | VITURE Pro 2 | VITURE Luma Ultra | VITURE Beast |
|---|---|---|---|
| 価格帯(税込目安) | 49,880円 | 89,880円 | 82,880円 |
| 重量 | 63g | 83g | 88g(レギュラー) |
| 視野角 | 50度 | 52度 | 58度 |
| 解像度 | 片眼1920×1080 | 片眼1920×1200 | 片眼1920×1200 |
| 最大輝度 | 約1600ニト | 約1500ニト | 約1250ニト |
| 電子調光 | 非搭載(着脱式シェードのみ) | 搭載 | 搭載 |
| 本体の視度調整 | 対応(0〜−5.00D) | 対応 | 非対応 |
| 空間トラッキング | 非対応 | 3DoF/6DoF対応(要ネックバンド等) | 3DoF内蔵(6DoFは今後対応予定) |
| 想定ユーザー像 | とにかく軽く・手頃に始めたい人 | 本格的なAR体験や空間固定表示を求める人 | 大画面での映像・ゲーム没入を重視する人 |
価格と重量で見る立ち位置
価格・重量ともにPro 2が最も軽量・低価格で、Beast、Luma Ultraの順に上がっていきます。「まずXRグラスを試してみたい」「とにかく軽さを優先したい」という人にとっては、Pro 2が現行ラインナップの中で最も選びやすい存在です。
映像性能(解像度・視野角・輝度)の違い
解像度と視野角は上位機種ほど広がる一方、輝度に関しては数値上Pro 2がもっとも高くなっています。ただし輝度の測定条件(公称値か体感値か)はモデルごとに表記が揺れているため、単純な数値比較だけで「Pro 2が一番明るい」と判断するのは早計です。実際の見え方は光学方式や視野角の広さによっても体感が変わるため、あくまで参考値として捉えるのがよさそうです。
視度調整・トラッキング機能の違い
個人的に面白いと感じたのは、視度調整ダイヤルが「価格の高いモデルほど付いている」わけではない点です。フラッグシップのBeastには本体側の視度調整機能がなく、Pro 2とLuma Ultraには搭載されています。しかも調整幅はPro 2が0〜−5.00Dなのに対し、Luma Ultraは0〜−4.0D程度とされており、価格が上のLuma Ultraのほうがやや狭いという逆転現象も起きています。これはBeastが空間トラッキングや広視野角といった「AR的な機能」に開発リソースを振っている裏返しとも読み取れます。近視のある方がモデル選びをする際は、価格帯だけでなく「視度調整の有無と調整幅」も判断材料に加えると失敗しにくいはずです。
メガネをかけている人でも使える?
普段メガネやコンタクトを使っている方にとって、XRグラスが「そのまま使えるかどうか」は購入前に気になるポイントだと思います。VITURE Pro 2に関して公開されている情報を整理すると、大きく2つのパターンに分かれます。
①近視調整ダイヤルで裸眼のまま使う
VITURE Pro 2は本体上部に左右独立の近視調整ダイヤルを搭載しており、0〜−5.00Dの範囲であれば、メガネやコンタクトレンズ、度付きレンズインサートを使わずに裸眼でピント調整ができるとされています。軽度〜中等度の近視であれば、この機能だけで完結する可能性が高そうです。
②乱視や強い近視がある場合は専用レンズフレーム
ダイヤルはあくまで球面度数(近視)のみの補正のため、乱視がある場合や−5.00Dを超える近視の場合は、別売の「VITURE Pro 2専用レンズフレーム」(税込3,980円)を使う仕組みが用意されています。こちらはフレームを購入したうえで、VITUREの指定眼鏡店(JUN GINZAなど)で度付きレンズを作成してもらう必要があるため、追加の費用と時間がかかる点は事前に把握しておきたいところです。
VITURE Pro 2がおすすめな人
- 初めてXRグラスを試したい人
- とにかく軽さ・装着の快適さを重視したい人
- 近視はあるが、乱視は少なくメガネなしで使いたい人
- 空間トラッキングやハンドジェスチャーまでは求めていない人
逆に、6DoFトラッキングやハンドジェスチャーを使った本格的なAR体験、より広い視野角での没入感を求める場合は、Luma UltraやBeastといった上位機種のほうが用途に合っている可能性があります。
まとめ
VITURE Pro 2は、旧モデルから軽量化・視野角拡大・接続方式の刷新を行いつつ、5万円を切る価格帯に収めたモデルです。上位機種と比べると視野角や空間トラッキング機能では一歩譲るものの、本体だけで近視調整が完結する手軽さは、メガネユーザーにとって大きなメリットといえそうです。一方で、乱視がある方や普段のメガネをそのまま使いたい方は、専用レンズフレームの要否や装着感を事前に確認しておくと安心です。
本記事は2026年9月時点で公開されている情報をもとに構成しています。仕様や価格は変更される場合があるため、購入を検討する際は公式サイトなどで最新情報をご確認ください。また、本製品は筆者が実際に所有・使用したものではないため、体験談ではなく情報記事としてお届けしています。

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