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手持ちの有線イヤホンをそのままワイヤレス化できる「Bluetoothイヤーフック」というジャンルから、FiiO(フィーオ)の新モデル「UTWS17」(Link TWS)が登場しました。国内でのメーカー正式発表はまだですが、日本正規販売店から発送されるAmazon出品はすでに確認でき、有線IEM(インイヤーモニター)ユーザーの間で発表直後から話題になっている一台です。この記事では、公式発表や海外メディアの情報をもとに、UTWS17のスペックと注目ポイントを整理して紹介します。
UTWS17(Link TWS)の概要
UTWS17は、MMCXまたは0.78mm 2pinコネクタを備えた有線IEMに直接装着し、完全ワイヤレスイヤホンのように使えるようにするBluetoothアダプターです。FiiOはすでに「UTWS5」シリーズなどでこのジャンルの製品を展開しており、UTWS17はその最上位モデルという位置づけになります。最大の特徴は、単なる無線化にとどまらず「ロスレス」でのワイヤレス再生を前面に打ち出している点です。
主なスペック
現時点で公開されている情報をまとめると、以下のようなスペックになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Bluetoothバージョン | Bluetooth 6.0(Qualcomm QCC5181搭載) |
| 対応コーデック | aptX Lossless、LDAC、LHDC V5、aptX Adaptive、aptX Voice、AAC、SBC |
| DAC | デュアルAK4333(左右chに1基ずつ) |
| アンプ出力 | 85mW@32Ω |
| 対応コネクタ | MMCX/0.78mm 2pin(交換用アダプター付属) |
| 防水性能 | IPX4 |
| 連続再生時間 | イヤーフック単体で最大約7時間(SBC接続時)/LDAC接続時は約5時間、ケース込みで最大約20時間 |
| 充電ケース | OLEDドットマトリクスディスプレイ搭載、ワイヤレス充電対応 |
| 本体重量 | 片耳約8g |
| その他機能 | 10バンドPEQ、32段階の独立ボリューム調整、ゲームモード(aptX Adaptive時74.6ms) |
注目ポイント
いくつか気になるポイントを挙げてみます。
ロスレス対応のワイヤレス再生
aptX LosslessやLDAC、LHDC V5といった高音質コーデックに幅広く対応しており、有線接続に近い音質をワイヤレスで狙える構成になっています。手持ちのハイエンドIEMを活かしたまま取り回しを良くしたいユーザーには魅力的な選択肢になりそうです。
デュアルDAC構成
左右それぞれに独立したAK4333 DACを搭載することで、チャンネルごとの信号処理を分離できる点も特徴です。イヤーフック型アダプターとしては贅沢な構成といえます。
OLED表示付き充電ケース
充電ケースにドットマトリクス式のOLEDディスプレイを搭載し、ペアリング状態やバッテリー残量を確認できるのも便利なポイントです。
交換式コネクタでMMCX/2pin両対応
手持ちのIEMの端子形状に合わせて付属アダプターを交換できるため、対応イヤホンの幅が広いのもメリットです。
こんな人におすすめ
MMCXや0.78mm 2pin端子の有線IEMをすでに持っていて、ケーブルの取り回しをなくしつつ音質はできるだけ落としたくない、というユーザー向けの製品です。逆に、イヤホン本体から新調したい場合は、通常の完全ワイヤレスイヤホンを検討したほうが選択肢は広くなります。
気になる点・注意点
現時点(2026年8月)では、メーカーによる国内向けの正式なアナウンスはまだ見当たりません。Amazonでは日本正規販売店からシリアルナンバー付きで発送される出品が確認できますが、公式サイトでの国内展開情報などは今後の発表を待つ必要がありそうです。また、あくまで「イヤーフック型アダプター」であるため、対応コネクタ(MMCX/0.78mm 2pin)を持つ有線IEMを別途用意する必要がある点も購入前に押さえておきたいポイントです。
まとめ
UTWS17は、有線IEMをロスレス品質でワイヤレス化できる、FiiOのイヤーフック型アダプターの最上位モデルです。Bluetooth 6.0やデュアルDAC構成など、スペック面で見どころの多い一台なので、国内発売の情報が出次第、実機レビューも含めて追いかけていきたいと思います。

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