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※本記事は執筆時点でASUS公式発表情報をもとに構成した紹介記事です。筆者は実機を所有しておらず、使用感などの主観的な内容は含みません。
2026年8月21日、ASUS JAPANから23.8型(24インチクラス)のフルHDモニター「ProArt Display PA249CGV」が発売されました。24インチクラスのPCモニターの買い替えを検討している方にとって、おすすめの候補になり得るかを、公式スペックから確認していきます。ProArtはもともとクリエイター向けブランドですが、このモデルは144Hzの可変リフレッシュレート(VRR)に対応しており、ゲーム用途にもしっかり応えられるスペックを持っています。
ProArt Display PA249CGVとは
PA249CGVは、23.8型(表示エリア)のIPSパネルを採用したフルHD(1920×1080)モニターです。ProArtシリーズの中では比較的スタンダードな位置づけのモデルながら、工場出荷時キャリブレーションによってCalman Verified認定の色精度(ΔE<2)を実現しており、100% sRGB・95% DCI-P3の広色域をカバーしています。最大144Hzの可変リフレッシュレート(Adaptive-Sync)にも対応し、HDR10表示にも対応します。
24インチクラスのPCモニターを選ぶときのチェックポイント
24インチ前後のPCモニターに買い替える際は、次のようなポイントを確認しておくと選びやすくなります。
- リフレッシュレート:ゲームを快適にプレイしたいなら144Hz以上が目安
- 色域・色精度:写真編集や動画編集も行うなら、sRGBカバー率100%前後・色精度ΔE<2クラスが安心
- 接続端子:USB-C給電に対応していれば、ノートPCとの接続もケーブル1本で完結
- KVM機能:複数台のPCを併用するなら、キーボード・マウスを共有できるAuto KVMが便利
PA249CGVは、これらの条件を1台でまとめてカバーしているのが特徴です。
スペック表
| パネルサイズ | 23.8型(IPS) |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080(フルHD) |
| リフレッシュレート | 最大144Hz(VRR / Adaptive-Sync対応) |
| 応答速度 | 5ms(GTG) |
| 輝度 | 350cd/㎡(Typ.) |
| コントラスト比 | 1500:1(Typ.)/3000:1(Max) |
| 色域 | sRGB 100%/DCI-P3 95% |
| 色精度 | ΔE<2(Calman Verified) |
| HDR | HDR10対応 |
| 接続端子 | USB-C×1(DP Alt Mode)/DisplayPort 1.4×2(デイジーチェーン対応)/HDMI(v2.1)×1 |
| USBハブ | USB 3.2 Gen1 Type-C×1、Type-A×3 |
| USB-C給電 | 最大96W Power Delivery |
| KVM | Auto KVM対応 |
| スタンド調整 | チルト+23°〜-5°/スイベル±30°/ピボット±90°/高さ0〜130mm |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 消費電力 | 13.71W未満(スタンバイ時0.5W未満) |
| 発売日 | 2026年8月21日 |
ゲーマー視点で注目したいポイント
なお、販売ページによってはMacとの親和性を強調した表記が見られますが、これはMacBook向けの色表示を最適化する「M Model-P3」カラープリセットモードを搭載していることによるものです。USB-C・DisplayPort・HDMIといった一般的な接続端子を備えているため、Windows PC・ゲーミングPCでも問題なく使用できます。
①144Hz VRRで滑らかなゲームプレイ
ProArtはクリエイター向けブランドですが、PA249CGVは最大144HzのVariable Refresh Rate(Adaptive-Sync)に対応しています。FPSや対戦ゲームなど、動きの速いタイトルでも滑らかな表示が期待できるスペックです。
②Auto KVMで作業PCとゲーミングPCを1台のモニターに集約
Auto KVM機能により、キーボード・マウスを1セットのまま複数のPCを切り替えて操作できます。仕事用PCとゲーミングPCを両方使っている人にとって、モニターを分けずに済むのは大きなメリットです。
③USB-C 1本でノートPCと接続、96W給電にも対応
USB-C(DP Alt Mode)は映像出力に加えて最大96WのPower Delivery給電に対応しているため、ノートPCとの接続をケーブル1本でまとめられます。ゲーミングノートを外部モニターにつなぐ用途にも便利です。
④広色域・高色精度で「ゲーム専用」で終わらない汎用性
sRGB 100%・DCI-P3 95%の色域と、工場出荷時キャリブレーションによるΔE<2の色精度は、写真編集や動画編集などクリエイティブ用途にも対応できるレベルです。ゲームだけでなく作業用モニターとしても兼用したい人には、このバランスの良さが刺さるポイントだと思います。
⑤長時間プレイでも疲れにくいエルゴノミクススタンド
チルト・スイベル・ピボット・高さ調整のすべてに対応するエルゴノミクススタンドを備えており、長時間のプレイや作業でも自分に合った角度・高さに調整しやすい設計です。
独自視点:普通のゲーミングモニターと何が違うのか
※ここからは公式スペックを踏まえたものろぐノート編集部の見方です。
「ゲーミングモニター」を謳う製品の多くは、240Hzや360Hzといった高いリフレッシュレートを前面に押し出す傾向があります。その分、色精度や色域については「そこそこ」で済ませているモデルが少なくありません。工場出荷時キャリブレーションや専門的な色精度認証まで謳っている一般的なゲーミングモニターは、実はそう多くないのが実情です。
PA249CGVのリフレッシュレートは144Hzで、リフレッシュレート競争の最前線と比べると突出した数値ではありません。一方で、ΔE<2のCalman Verified認定色精度やDCI-P3 95%の広色域は、一般的なゲーミングモニターにはあまり見られないスペックです。さらにAuto KVMやUSB-C 96W給電など、複数のPCを使い分ける人向けの機能も揃っています。
つまりPA249CGVは、「とにかく高リフレッシュレート」を求める人向けというより、「ゲームも作業もこの1台で完結させたい」人向けのモニターだと言えそうです。純粋なリフレッシュレート競争だけで比較すると物足りなさを感じる場面もあるかもしれませんが、色再現性と機能面の汎用性を重視するなら、一般的なゲーミングモニターにはない選択肢になります。
気になるポイント
解像度はフルHD(1920×1080)で、4KやWQHDではありません。23.8型というサイズとの相性は良いものの、高解像度でのゲームプレイや作業を重視する人には物足りなく感じる可能性があります。その分、144Hzの高いリフレッシュレートを安定して出しやすいというトレードオフとも言えます。
同価格帯・同サイズの競合モニターとの違い
24インチクラスでPA249CGVの購入を検討する際、比較対象になりやすいのが「クリエイター向け」寄りのBenQ PD2506Q、「ゲーミング」寄りのDell S2425HSMです。
| 項目 | ASUS PA249CGV | BenQ PD2506Q | Dell S2425HSM |
|---|---|---|---|
| サイズ・解像度 | 23.8型 フルHD | 25型 WQHD | 23.8型 フルHD |
| リフレッシュレート | 144Hz(VRR対応) | 60Hz | 144Hz |
| 色域 | sRGB100%/DCI-P3 95% | sRGB100%/DCI-P3 95% | sRGB99% |
| USB-C給電 | 最大96W | 最大65W | 非搭載 |
| KVM機能 | 対応 | 対応 | 非搭載 |
BenQ PD2506Qとの違い:解像度はWQHDでPD2506Qの方が上ですが、リフレッシュレートは60Hzに留まりゲーム用途には不向きです。ゲームも作業もこなしたいなら、144Hz VRR対応のPA249CGVに分があります。
Dell S2425HSMとの違い:同じ144Hzクラスですが、S2425HSMはUSB-C給電・KVM機能を備えていません。ノートPCとの接続をケーブル1本でまとめたい人や、複数PCを切り替えたい人にはPA249CGVが優位です。逆に、色再現性や複数台接続にこだわらず、とにかく144Hzのゲーム体験を安く求めるなら、S2425HSMのような価格重視モデルも選択肢になります。
※これも公式スペックをもとにした比較で、実機での比較検証ではありません。各製品のスペックは執筆時点のメーカー公式情報・価格.com掲載情報をもとにしています。購入時は各販売ページで最新情報をご確認ください。
まとめ:24インチモニターの買い替え候補としておすすめできるか
ProArt Display PA249CGVは、クリエイター向けの色精度と、144Hz VRRによるゲーム適性を両立させた24インチクラスのPCモニターです。Auto KVMやUSB-C 96W給電など、PCを複数台使い分ける人にとって使い勝手の良い機能も揃っています。24インチモニターの買い替えを検討していて、「ゲームも作業もこれ1台で」という汎用性を求めている人には、おすすめの候補になりそうです。
※本記事の内容は執筆時点(2026年8月21日)の公式発表情報に基づいています。購入の際は、必ず公式サイトや販売店で最新の情報をご確認ください。

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